※稼働品ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:中
裏蓋:中
ベゼル:中
ベルト:
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■ セイコー クラウン J14036 ― 歴史
◆ 1. クラウンシリーズの誕生(1959)
Seiko Crown(クラウン) は 1959 年に登場した、セイコーの手巻き高級ラインです。
当時のセイコーでは「マーベル → クラウン →(1960)初代グランドセイコー」と進化しており、
クラウンは 初代GSを生み出した基礎ムーブメント を持つ重要シリーズでした。
◆ 2. J14系(J140xx)は“クラウン後期”に属する
クラウンシリーズは大きく以下の世代に分かれます。
1959〜62:初期クラウン(J130xx など)
1963〜65:後期クラウン(J140xx)
1965〜67:最終期クラウン(J150xx)
J14036 はこの「後期クラウン」に属する型番です。
J140xx 系はデザインがよりモダンになり、
ムーブメントは熟成期に入り安定性・仕上げが充実していきます。
◆ 3. 発売時期は「1963〜1965年」
型番体系と残存資料から見ると J14036 の製造は
1963年〜1965年の間 と考えられます。
ちょうどグランドセイコー2ndやキングセイコー初期が出始める時代で、
セイコーの機械式時計が国産最高峰へ向かっていく最も熱い時期です。
◆ 4. 搭載ムーブメント
J140xx に搭載されるムーブメントは次の特徴を持ちます。
手巻き・19石
振動数:18,000 振動/時
シンプルで整備性が良い
初代GSへとつながる設計思想
特に「精度と耐久性重視」の国産らしい構造が特徴で、
実用を意識した堅牢なムーブメントです。
◆ 5. デザインと特徴
J14036 は典型的な 1960年代前半のドレス・クラウン で、特徴は次の通り:
34~35mm 細身ラウンドケース
ドーフィン針
バーインデックス
シンプルで上質な文字盤
SS または金張りケースが存在
クラウンは“和製ドレスウォッチの完成形”とも言われ、
質感の高さから現在も人気が高いシリーズです。
◆ 6. 系譜上の重要性
クラウンはセイコーの主力機でありながら、
その後のセイコー高級路線(GS・KS)へつながる重要な位置を占めます。
J14036 = クラウン成熟期の代表的モデル と言える存在です。
初代GSの基礎技術を継承
当時の国産高級機の象徴
現代のセイコーデザインの源流を持つ
歴史的価値は高く、コレクターも多いカテゴリです。
■ まとめ(最重要ポイント)
セイコー クラウン J14036 は:
1963〜65年頃のクラウン後期モデル
初代GSへつながる重要シリーズの一つ
手巻き19石の信頼性の高いムーブメント
当時の国産高級機の象徴的存在
シンプルな“和製ドレス時計”の完成形
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